北風ビュンビュン。
寒さも本番ながら、暦の上では明日の立春で春を迎える節分です。豆を食べて1年の無病息災を祈り、豆を投げて家から災いを追い出します。でも、なぜ豆を炒って食べるんでしょうか。

「節分」とは、文字通り季節の変わり目を示す言葉で、旧暦ではこの日が冬や夏の終わりでした。でも、今では「節分」は春の始まりの前日のみを指します。この日、子供達とともに「鬼は外! 福は内!」と言いながら炒った大豆の「豆」を家の外と中に撒きます。一説ではこの「豆」は漢字の「魔滅」が元となっているそうです。
豆まきが終わったら、それぞれが年の数だけ大豆を食べて、その1年の幸運を祈ります。こうした豆を炒り、食べてしまう別の理由は、昨年の悪いことを豆が含んでいるために、それを炒ることで、その豆が芽を出すことを防ぐためだとか。地域によっては、拾って掃除のしやすい落花生を撒くところもあるようです。また3才までの子供には気管に詰まらせる事故も多いので、煎った豆を食べさせるには注意が必要です。

最近は、今年の恵方に向かって巻きずしを食べる人たちも流行っています。
ちなみに今年の恵方は「北北西」です。

2017年は北北西

2017年の恵方は北北西

春節

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本日、2017年1月28日は旧正月の「春節」です。
春節」とは中国での呼び方で、多のアジア地域では名称が異なり、韓国では「ソルラル」、ベトナムでは「テト」と呼ばれているそうです。海の向こうでは、花火・爆竹で派手に新年を迎えている事でしょう。日本国内では殆ど旧正月を祝うことはないが、観光地などは中国からの客で賑わっていると思われます。

旧正月の日付が毎年、グレゴリオ暦カレンダーとズレてしまうのは月の満ち欠けで「新月」に合わせているためです。新月は太陽と月が、地球から見た位置がほぼ同じ方向になるため、月明かりが全くないため、そこに月が出ていても見えない状態です。

月齢でいう月の満ち欠けのサイクルは約28日。1週間を7日間で計算して28日はちょうど4週間。1ヶ月がちょうど4週間なのでキリ良く翌月の始めは「新月」になり毎月の月初めは同じ曜日になる。月齢に合わせた暦で生活すると自然と1年のサイクルがリズミカルに良くなるのでスケジュール的な歪みがなくなり、生活のストレスからも解放されていきます。そもそも1月〜12月を「月」と呼んでいるのに、「月齢」とは連動していない。これちょっとおかしいですよね。そのような合理的な「暦」を再度見直していくべきではないかと感じます。

新年、あけましておめでとうございます。

暦の上では大寒を過ぎ、東京では北風が吹き荒れ、体感的にはとにかく寒い。
世界遺産にもなっている白川郷でのライトアップが昨晩から開催され、その風景をイラストで描き起こしている。困った事に私自身が現地・白川郷に行った事がなく、写真画像で確認出来る範囲で描き起こし作業を進めても構造的に不明な部分が多数あって作業が進まない。「そうだ、白川郷に行こう。」などと勝手なキャッチコピーで雪上世界を妄想している。
大寒:二十四気の一つ。今年は陽暦で2017年は1月20日。

成人の日

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今日の成人の日、昼前まで降っていた雨が嘘のようにあがり、粧(めか)した新成人たちが華やかに式典会場へ向かって移動しているところに遭遇した。振り袖の柄に新鮮さはないが、様々な柄に彩られとても美しい。

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January 9th is a Japanese national holiday to celebrate those who have newly become adults. It is called Coming-of-Age Day.

良いお年を!

今年も残すところ数時間。まさに終わろうとしている一年を振り返りながら過ごす落ちついた時間。穏やかな陽射しを浴びながら一杯やっている。プライベートな生活事はここでは扨置き、柄紋屋の一年はどうだったのか? 年末は干支モチーフの年賀関連ビジュアル駆け込み需要などがあったりと、いろいろと面白いと思った。しかし現在流通させているイラストは、単価が低いのでまとまった数が相当でないとダメ。広くまんべんなく求めらるイラストとしてDL数を優先させ、生きていかなければならないのか…。多くの点数つくって単品のクオリティ下げるよりは、単価をどうやって上げるか……などを考えて、折角の穏やかな時間もどこへ行ったものやら…。2017年はもっと頑張らねば。

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