イメージナビでの取扱い

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気がつけば冬至を過ぎて明々後日はクリスマス。今年は閏年なので例年22日の冬至は21日になっております。昨日は暖かったこともあり日没まで外遊し、夕食はカボチャたっぷりの「ほうとう鍋」を頂きました。感謝です。 年賀素材をメインに販売している柄紋屋として今はまさに舁き入れ時です。遅まきながら、新たにイメージナビでの取扱いも開始されました。目に触れる機会が少なければ死活問題となってしまいますので、ここで取扱い開始告知としてURLを紹介させて頂きます。もしイメージナビをご利用されてる方がいらっしゃいましたら、是非、ポチッ!と衝動買い(笑)などして頂ければ嬉しい限りです。よろしくお願いいたします。 http://imagenavi.jp/search/#!/creator:643

「全体的に余白」なのに「全面的に描画」!?

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最近のプリンタの性能は価格の割に非常に良く出来ている。プリンタ本体は随分と安く売られているような気がするが、使用するインクは交換のタイミング毎に割高に感じられる。そこで自宅でプリントする方にはインクを出来るだけ使わないような図案が喜ばれ、デザインとして需要がある。「出来るだけ使わない」とは言ってもそこに「図案」があればインクを使う。なので背景は出来るだけ「白」にして、文字通り「余白」にする。つまらない話のようだが、「全体的に余白」なのに「全面的に描画」してみた。

CMYKとRGBの色領域について

主に印刷媒体の素材を扱っていた時期が長かったおかげで、自分の色領域が”CMYK”で仕事をしているのが分かる。ただ色の表現出来る幅で云うと”CMYK”より”RGB”の方が豊かで鮮やかだ。ただ印刷機には”RGB”の色領域は通用しない。なので特色という面倒な技を使う事になる。 “CMYK”と”RGB”とは?… 簡単に説明すると絵具で昆色・調色するのが”CMYK”で、TV画面をルーペで覗いた時に見える三色が”RGB”だ。”CMYK”はシアン(青)マゼンタ(赤)イエロー(黄)とブラック(黒)の絵具を混ぜて整えて発色させる方法のこと。どんな鮮やかな絵具でも昆色していけば彩度が落ちていき限りなくグレー(無彩色)に近付いていく。”RGB”は複数色が混ざった後に現れる色彩は”CMYK”とは別物だ。混ざれば混ざるほど光となり白色となっていく。濁ったり彩度が落ちていくという事は全くない。
CMYK”の現場で長く仕事してると”RGB”はまさしく”イロモノ”として扱ってしまう。「媒体を選ばず」デザイン稼業を行なう手前、”RGB”を扱う距離を縮めて行こうと思っている、今日この頃です。

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細密和柄の仕込み

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画像は来年の干支で描いているニワトリ(酉)で、「扇冠と雛」というタイトルの年賀素材用イラストです。サムネイル表示では目視出来ないような細密和柄を全面的に仕込んでいます。このイラストは、高精度な印刷機で刷った場合、何とも言えぬ質感を醸してくれますが、あまり宜しくない機器で刷られた場合にはホント効果がありません。

こちらは部分を拡大表示したもの。

 

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2017年、干支は十番目の酉

2017年の干支は10番目の酉(とり)、陰陽五行は陰の金気。「酉」というモチーフと和柄で、年賀テンプレートやデジタル素材などを描いています。
 
テンプレートのダウンロード販売を下記フォトストック各社で行なっていますので、宜しかったら覗いてみてください。年始のご挨拶などお役に立てれば幸いです。